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わたなべブログ 2021年05月24日
今日は歯周病と妊娠の関係についてです。
歯周病が進行していると早産や低体重児出産のリスクが上がることは
ご存知でしょうか。
妊娠すると分泌が促進される「女性ホルモン」は
歯周病菌の大好物です。
歯肉からも女性ホルモンが分泌されるので、
口の中での歯周病菌の活動が活発になります。
加えて、つわりなどで歯みがきが難しい場合も多くみられるため、
妊娠期に口腔内の環境が悪化してしまう人もたくさんいます。
妊娠期に歯周病が悪化すると、良いことは一つもありません。
通常、出産が近づくと「プロスタグランジン」という炎症抑制物質が子宮で分泌されて
分娩が始まります。
この物質は、歯周病の炎症を抑えるときにも分泌されるものです。
分娩が目的ではなく、歯周病抑制のために炎症抑制物質が分泌されても、
子宮の収縮が促進されて早産となってしまうのです。
切迫早産による安静や入院の原因にもなるそうです。
妊娠期は普段以上に歯周病のケアが必要になります。
四日市市の事業ではありますが、無料の妊婦検診もスタートしています。
(クリーニングやレントゲン検査は有料です。)
妊娠期のレントゲン写真は避けたい、などのご要望もお気軽にご相談ください。