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症例紹介

かぶせ物を外さずに根管治療をした症例

症例紹介 2021年05月12日

○40代 男性

 

 

主訴:根管治療済みの歯の歯茎にできものができた

 

 

 

根管治療後にかぶせ物(セラミック)をした歯の

 

 

歯茎のできもの(吹き出物のようなもの)を主訴に来院。

 

 

 

レントゲン写真とCT写真を撮影した結果、根尖病変がありました。

 

 

 

 

 

このできものは、根の先で膿が溜まったときにできる「フィステル」です。

 

 

 

他院にて抜歯と診断されたが、なんとか抜歯せずに治療できないかとのご相談でした。

 

 

また、セラミックのかぶせ物を外さずに治療を終えることも希望されました。

 

 

 

 

 

 

最小限の穴をあけて根管治療をすることになりましたが、

 

 

・穴をあける際に完全にかぶせ物が外れてしまうこと

 

 

・外れなくても、かぶせ物にヒビが入る可能性があること

 

(いづれもかぶせ物をやり直すことになる)

 

 

リスクを事前に伝えた上で治療に入ることになりました。

 

 

 

 

 

○治療後の口腔内写真

 

 

 

幸い、穴をあける際にかぶせ物を壊すことなく治療を終えることができました。

 

 

穴は樹脂で詰めて治療を終えていますが、機能的に問題ありません。

 

 

 

 

 

 

フィステルも綺麗に消失しており、根管内の感染も改善している証拠です。

 

 

 

 

かぶせ物を外さずに治療できるケースもありますので、

 

 

 

まずはお気軽にご相談ください。