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わたなべブログ 2020年10月02日
むし歯といえば、歯が黒くなって穴が空いて、とても痛くなる・・・
というイメージを持っている方が多いと思います。
しかし、実際に来院される方のお口の中を診察していると、
必ずしもそうではないです。
そこで、実際の口の中とレントゲン写真を比較してみました。
●口腔内写真
パッと見てむし歯がありそうには見えませんが、〇がついている部分にはむし歯があります。
(右側のわかりやすい部分のみに〇をつけています)
●レントゲン写真(右側)
レントゲンの性質上、柔らかいものは黒く写ります。
歯は本来硬いため白く写りますが、むし歯になるとその部分が柔らかくなるので
むし歯の部分のみ黒く(色が抜けたように)写ります。
見慣れていないとわかりにくいですが、大きなむし歯になっています。
歯の表面をエナメル質、エナメル質より内側を象牙質といいますが、
エナメル質より象牙質の方が柔らかいので、むし歯は内側で広がりやすい性質を持っています。
そのため、入り口がとても小さく肉眼では見えなくても歯の中では重症化しているケースも多いのです。
(赤い〇のむし歯)
歯と歯の間からのむし歯は、肉眼見つけることはとても難しいため、
レントゲン検査が必須です。(青い〇のむし歯)
ここまで大きなむし歯になっていても、無症状のこともあります。
ぜひ、何も困ったことがなくても、検診にお越しください。