月・水・土
8:30~12:30/13:30~17:30
火・金
9:00~13:00/15:00~19:00
木曜/日曜/祝日
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症例紹介 2016年12月03日
根管治療終了後、クラウンなどによる補綴が一般的ですが
クラウンを被せる前に、虫歯の部分を除去した部位や
根管治療を行うために削った部分を補うため
支台築造という処置が必要になってきます。
従来はメタルコアといって金属でできた土台がほとんどでしたが
メタルコアは歯より硬すぎるため
歯根が割れてしまう場合があります。
○歯根が割れ抜歯になった歯です
2本とも太いメタルコアが入っていました。
このように歯根が割れると、抜歯する以外に方法がありません。
その欠点をカバーしているのが
ファイバーポストとレジンコアによる支台築造です。
硬さが歯の象牙質と似ているため、従来のメタルコアによる支台築造
と比較すると、歯根が割れる可能性がかなり低くなります。
○根幹治療が終わった後の状態です。
○ファイバーポストとレジンコアによる支台築造です
白い部分がレジンコア、透明な2つがファイバーポストです。
以前、ファイバーポストは自費診療でしたが、今年の4月から
保険適応になりました。
メタルフリーというと審美ばかり目がいくと思いますが
歯根が割れる点からとても有利です。
当院では原則、ファイバーポストとレジンコアによる支台築造を
行っています。