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わたなべブログ 2021年12月20日
先日、口腔機能低下症についての勉強会に参加してきました。
そこで得られた最新の知識がすごく興味深かったのでご紹介します。
まず口腔機能低下症とは、加齢によってお口周りの機能が少しずつ低下してくることをいいます。
「咀嚼」 「嚥下」 「唾液分泌」 などの生活に欠かせない機能が
少しずつ低下することで「咬みにくい」 「飲み込みにくい」という自覚症状が出てきます。
この口腔機能低下症は50代から気を付ける必要があると知り、
案外若い年齢で驚いています。
従来の歯科は、高齢になってからの「咬みにくさ」「飲み込みにくさ」の原因は
かみ合わせや歯周病にあるという考え方が主流でした。
しかし、それだけではなく口周りの筋肉や舌自体の機能低下も、
口腔機能を低下させる原因であるとわかってきています。
これに対する治療法は義歯の調整や歯周病治療ではなく、
口周りの筋肉や舌に対するトレーニングです。
リハビリをして機能を取り戻すようなイメージですね。
運動についての一例を載せておきますね。
日々新しいことが分かってきていますので、診療に取り入れていけるように、
勉強も継続していこうと思います。