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わたなべブログ 2020年12月23日
検診時などに口臭についてご相談いただくことが多いので、
先日メーカーさんから口臭測定機の説明を受け、口臭についての勉強会の場を設けました。
一言で「口臭」といっても、いろいろな口臭があることはご存知でしょうか。
口臭症の国際分類というものがあり、それによると口臭は大きく3つに分けられています。
①真性口臭症(生理的口臭・病的口臭)・・・原因はいくつかあるが、実際に口臭が認められる
*原因に対して治療をすることで改善が期待できます。
②仮性口臭症・・・社会的容認限度を超える口臭は認められない(人の臭覚では検知できない程度の臭い)
検査結果の説明等で、口臭に対する認識の改善が期待できる
*実際に口臭があるわけではないので、検査結果を見て自分の口臭を客観視して
“安心”することがこの場合の治療になります。
③口臭恐怖症・・・①、②の治療では認識の改善が期待できない
国際分類なので難しく書いていますが、
口臭は「実際に臭うもの」と「自分で気にしすぎなもの」に分かれます。
口臭測定機を使って、まずは実際に臭いがあるかを測定します。
そして、臭いがある場合には何が原因で臭いが発生しているかを分析します。
①真性口臭症は生理的口臭(病的な原因がない)と病的口臭(病的な原因がある)に分類されます。
主な原因物質をVSCガスといい、このガスを分析することで
口臭の原因が、舌苔や歯垢・歯周病菌・内臓疾患系のどれかが分かる仕組みになっています。
口臭測定機のメリットは、口臭を数値化して客観視できることと
原因を分析して的確な治療を提供できることです。
現在、1月中頃まで口臭測定機が当院にありますので、
口臭測定をご希望の方はお電話ください。
臭いについてはデリケートな部分ですが、お気軽にご相談ください。