コロナ禍で歯の健康リスク増大が浮き彫りに｜三重郡 朝日町で歯科・歯医者をお探しなら『わたなべ歯科クリニック』へ

わたなべブログ 2020年10月26日

今日は歯科医師会が実施した「いい歯の日」にまつわるアンケート結果から、

新型コロナウイルス感染拡大で、歯や口腔内の健康リスクが

高まっている現状についてお伝えしようと思います。

今年の調査の項目で、コロナ状況下での歯科受診を

「（できれば）控えたい」と回答した割合は61.7％となりました。

その理由として、

・口を開ける必要があるので感染リスクがあると思う

・歯科医師や衛生士と近い距離で治療や検診を受ける必要があるから

など、感染リスクを懸念して、歯科受診に消極的になっている方が多いようです。

しかし、2020年9月の時点で歯科医院で新型コロナウイルスの感染が起きた

事例は報告されていません。

この事実を「知らなかった」と回答した方は73.8％に上りました。

歯科医院は感染リスクが高いと言われているだけに、意外に感じるデータかもしれませんね。

また、新型コロナウイルスの影響でマスク着用が日常的になったことで、

・（マスクで見えないから）歯の健康や口臭を気にすることが減った

・在宅時間が増えて、間食や晩酌などの飲食の機会が増えた

など、コロナ禍は歯や口腔内の健康を損ないやすい環境にあると言えそうです。

しかし、「主にどのような時に歯科医院に行きますか？」という質問では、

定期検診が38.9％でトップにきており、前回調査から8ポイントも上昇していました。

定期的な歯科受診の大切さが広く認識されるようになってきたようです。

合わせて、「かかりつけ歯科医院がある」人の割合も上昇しており、

かかりつけ医の普及も進んでいるようです。

余談ですが、「歯科医師だったら診てもらいたい有名人」について質問すると、

男性では福山雅治さん、女性では天海祐希さんがトップが２年連続トップに輝きました。

１１月８日の「いい歯の日」も近づいているので、

この機に歯科検診を受診したり、歯ブラシなどのケアグッズも

新調してみるのはいかがでしょうか。