上の奥歯も保険で白い歯ができるようになりました！｜朝日町の歯医者

わたなべブログ 2020年04月04日

こんにちは。木村です。

令和２年４月に保険の算定方法の改訂がありました。

その中でも大きな変化として、保険の白いかぶせ物（CAD/CAM冠）の

適応範囲の拡大があります。

従来は小臼歯部（4・5番）と下顎６番まででしたが、

今回の改訂で上顎６番まで保険適応となりました。

上顎６番とは、このイラストのオレンジの部分です。

保険適応となる条件は、

７番目の歯が生えそろっていて正常咬合であることです。

その理由は、CAD/CAM冠の素材のハイブリッドレジンにあります。

レジン（プラスチック）とセラミックを掛け合わせた素材で、

レジンが入っている分、銀歯に比べて強度が劣ります。

そのため、一番奥の歯やかみ合わせの負担がかかると判断した歯には

CAD/CAM冠を保険適応で使うことができません。

（金属アレルギーの診断書がある方は、この条件は適応されません）

保険適応に関して条件はありますが、

銀歯を使用することでの金属アレルギー発症のリスクの軽減や

見た目の改善は嬉しい変化です。

かぶせ物に関するご質問等があれば、

お気軽にお問い合わせください。