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わたなべブログ 2017年08月07日
こんにちは、渡部です。
根管治療時に使用する新しい器材を導入しました。
最近の根管治療時の進歩の一つで挙げられるのが
ニッケルチタンファイルです。
特性上よくしなってくれるので
曲がった根管に追従してくれ、従来のステンレスファイルと
比較すると、本来の根管形態を維持してくれます。
しかしニッケルチタンファイルは突然折れるという
厄介な性質があります。
私も何回泣かされたか、、。
折れると除去するのがとても大変なんです。
ファイル破折に対してメーカーも色々と素材を変えたり、
性状を変えたりなどで折れることに対応しています。
そのなかで気になっていたのが、
ロータリーエンジンを使ってニッケルチタンファイル
での拡大時に、従来は正回転で回るだけでしたが
レシプロ運動で正回転に回って、少し逆回転を
し、ファイルの破折を防ぐという
画期的なシステムが少し前に出ました。
理論上とてもよかったのですが、発売してすぐ導入
するのが怖く、人の評判を聞いてからと考えていましたが
先日の歯内療法学会に参加した際に、話しを聞き
導入しました。
基本的に抜髄根管で使用しますが、チェアータイムが
少なくなり、精度も上がるので患者さんにとっては
大きなメリットになると思います。
早速、今日から練習して臨床に導入したいと思います。